亀の卵づまり 卵巣卵管摘出

亀、特にミズガメといわれる

クサガメ アカミミガメなどの仲間は

よく食欲がない、なんか元気ない

といわれて来院してきます。

色んな原因がありますが

メスなら一番多いのが

卵 卵胞鬱滞

つまり卵づまりです。

レントゲンやエコーで診断し、

カルシウムやオキシトシンを打ちますが

それでも卵がでない場合は

手術になります。

最近は甲羅を切開しなくても

前大腿窩という後ろ足のあたりの

皮膚切開で取り出すことができるようになりました。

左右切らなくても

片側から両側の卵巣 卵管を摘出できます。

この方が亀にとってダメージが少なく

傷の治りもとても早いのが特徴です。

今回もたくさん入ってました!

術後は身体が軽そうで

ガシャガシャ暴れていました‥

とりあえず良かった良かった。

亀の場合は

抜糸は二ヶ月後になります。