犬の胆嚢、肝臓のセミナー

先日

夜な夜な新宿西口 ハルク裏という

やや怪しいあたりで

犬の胆嚢 肝臓付近の

食事栄養療法のセミナーを受けてきました。

エコーを当てると

胆嚢に泥みたいなものがたまっている

ワンちゃんはめちゃくちゃ多いものです。

これを胆泥というのですが

これのゼリー状バージョンがあります。

これを胆嚢粘液嚢腫といいます。

ドロリッチという

コーヒーゼリーをクラッシュする飲料

がありましたが、あんな感じです。

あれが胆嚢の出口の管につまると

肝臓が機能しなくなり

いわゆる黄疸になります。

さらに放っておくと胆嚢が破裂したりし

命に関わる状態となります。

胆泥や軽度の胆嚢粘液嚢腫は

ワンちゃんにあまりによく見られるのに加えて

薬の反応がイマイチなのもあり

そういうものだと軽視されている向きがあります。

しかし実際は胆管の出口は細く

胆泥だろうと胆嚢粘液嚢腫が軽微であろうと

詰まるときは詰まります。

詰まったらどうなるか?

シンプルに言えば

突然元気がなくなります。

午後ティーみたいな色のおしっこが出ます。

胆泥や胆嚢粘液嚢腫がある子は

これをみたら「来た!」

と、かかりつけの病院か

夜間ならTRVAなど救急病院に連絡してください。

数日入院して状態が安定したら

胆嚢を摘出するなり手術になるはずです。

症状がひどくなる前に胆嚢をとってしまう

やり方に関しては

術後に肝臓の数値が跳ね上がることがあり

あまりオススメしないというセミナー内容でした。

たかが胆泥とはいえ

もしもの時の心構えはしておくべし

ということですね。

帰りは歌舞伎町前の雑多な

博多ラーメンを食べて帰りました。

バリカタと発言するのが未だに恥ずかしい。

卵がちょっと胆嚢っぽい。。