オオバコとウサギ

昔のウサギ飼育本には

ウサギにあげる野草といえば

とにかくオオバコ!

と書いてありました。

しかし道端のオオバコは何がくっついてるかわからない。

さらに道端のオオバコは小さく、

ちゃんと育ててやるとどれくらい

大きくなるんだ?

という疑問もありました。

そこでオオバコを栽培してみることにしました。

オオバコを河川敷から抜いてきて、

花壇に植えてみたところ

ちゃんと生着し

イキイキとし始めました。

我が家のウサギは偏食で

なかなか新しい葉物などはたべません。

新芽をよく洗って水気をとって、

与えてみました。

おお、あっさり食いついた。

気になるのは

はオオバコの栄養は

尿結石の原因となるカルシウムやシュウ酸が

どのくらい入ってるのか?

ということなんですが、

野草のため正確なデータがみあたりません。

野草は生えている土壌で栄養素が

かなり変動するようです。

情報を総合するとカルシウム50-300mg/100gとシュウ酸50-150mg/100gは牧草と比べれば高めといったところです。

ただ、漢方的効能として利尿や抗菌、

抗炎症作用があるようなので

一日2-3枚をおやつ程度に与えるなら

特に問題はなく

むしろメリットが大きいでしょう。

食べるからといって沢山あげるのは

恐らくよろしくありません。

なんの食べ物でもそうですが、

そればっかりを沢山食べるというのは

やはり不自然で病気のもとになることが

多いです。

特に主食以外のおやつや野菜は

あくまで

飼育の楽しみや

栄養のサブとしてあげるべきです。

爬虫類なら

特定のサンショウウオしか食べないヘビ

なんてのもいますが。

あ、野草をあげるときは

必ずお水は沢山のめるように

用意しておいてくださいね。

平皿がオススメです。