この時期ペットさんに多いのが
「保冷剤の誤食」
です。
かつては保冷剤は
食べてはいけないものの代表格だったのですが
それはエチレングリコールという物質のためです。
食べると甘い味がするらしいですが
急性腎不全をひきおこす
そこそこ強力な毒物です。
今の保冷剤は
無毒な代替物（高吸水性ポリマー）に変えられており
食べてもほとんどは問題ないと言われています。
そこでよくある保冷剤について調べてみました。
三重化学工業 snowpack R
アイスジャパン 保冷剤
大黒工業 it’s cool
トライカンパニー キャッチクール
菅原冷蔵 cool ice
どれもどこかで見たことある気がしますね。
これらにはエチレングリコールは入っておらず食べても害は報告されていないとのことでした。
ただし大昔の古い保冷剤や
謎の国の保冷剤、
凍らせても柔らかいままの保冷剤に関しては
エチレングリコールが使われている可能性があるので注意が必要です。
また凍らせても柔らかいタイプの物の中には
「プロピレングリコール」
が使われていることがあり
これは猫にとってやや危険な物質であることが知られています。
つまり保冷剤をたべてしまったら
まず病院に駆け込んでもらい
できれば
「吐かせる」
そして活性炭は毒物を吸着してくれるので
活性炭を大量に食べてもらって排出を促す
という流れは変わらないと思います。
昔に比べて過度に心配する必要はないが、
やることはやっておく、ということですね。
ちなみに釣り人におなじみの保冷剤
「氷太くん」
についてもメーカーに聞いてみましたが
食べても問題がないとのことでした。
本筋とは全く関係ないですが
この保冷剤はほんとすごいですよ。おすすめです。
