ひとのこといえない 糸の誤食

やってしまいました。

患者さんには常々気をつけろ気をつけろ
と口を酸っぱくしていっているのに。

我が家の新ネコ ゴマちゃん

糸を口に咥えていたのを目撃したが
次の瞬間ツルツルとのんでしまったらしい。

ヒモ状異物というのは
異物の中でもかなりヤバイしろもので、
出てくる時は簡単にうんちに出てくるけど
最悪腸がつづれて

糸で穴が開くという。

  

これはもうやりたかないが


麻酔して内視鏡の憂き目に‥

病院ではおとなしいようだ

1キロの猫の内視鏡というのは
結構緊張感あるものです。
成猫よりも食道とか胃の壁がうすいから‥
たまたまうちにある内視鏡は
径が細いタイプで助かった。

子猫にしては太いがちゃんと入る内視鏡
食道を通りズイズイ進入

なんとかツルツルと取れて

正体は約21センチの糸。

このサイズはかなり危険なので
リスクはあってもやっておいて良かったと思います。

どうやら糸は潜っていたカーペットの裏を齧ってでてきたものらしい。
そんなもん防げんよ‥

飼い主様の皆様

いつも生意気言ってごめんなさい!
異物の誤植を
完全に防ぐのは無理です!

と、よくわかりました。ごめんなさい。

が、注意は最大限しておいて
なんか変だったらすぐ
連絡してくださいね!

ゴマちゃん、今はとっても元気です!

屶網

すぐ寝てすぐ起きる